佐助稲荷神社の歴史
佐助稲荷神社は源頼朝が臣下に命じて「かくれ里の祠」を探し当て、それを再建させた場所であると伝えられています。
言い伝えによると、源頼朝が病気で寝込んでいた際に「かくれ里の稲荷」と名乗る老人が夢にでてきて、平家と戦うことを後押ししたそうです。
頼朝はその導き通り平家打倒に踏み切り「壇之浦の戦い」に勝利しました。
後に鎌倉幕府を開き、運営した約150年にわたる期間は「鎌倉時代」と呼ばれます。
現在、佐助稲荷神社が「出世稲荷」としても信仰されているのは、再建者である頼朝が兵衛佐から大将軍まで成り上がった様に由来しているのです。
佐助稲荷神社へのアクセス
住所:神奈川県鎌倉市佐助2丁目22−2
アクセス:鎌倉駅西口より徒歩約25分
駐車場:なし ※近隣駐車場あり
鎌倉駅からは若干遠く、アクセスしやすい場所とは言えません。
しかし、苦労していくだけの魅力がたっぷりありましたよ!
佐助稲荷神社の見どころ
ここからは佐助稲荷神社の見どころをご紹介します。
実際に私が行ったときに取った写真を交えて説明していきます。
随所に祀られる狐
まず目に入ったのは、白狐の置物です。
とにかく数が多いです。
神聖な物なのでしょうけど、若干気味が悪いですね…。
狐を供えるようになった理由には、諸説あるみたいです。
「虐められていた狐を助けると、夢に狐が現れ、悪病が流行事を告げて薬を貰ったので祀っている。」
「豊作祈願で稲の穂が狐の尻尾に似ている所から、狐を祀るようになった。」
いずれにしても、この神社にとって白狐は特別なモノであることがわかります。
鳥居
見るからにパワースポットでしかない圧巻の存在感。
佐助稲荷神社を象徴とする鳥居は、全部で49基もあるそうです。
真夏の昼下がりでも、鳥居をくぐると少し冷んやりするような、不思議な感覚に包まれます。
訪れる人全てに「神域」を感じさせてくれることでしょう。
ペットと人を繋ぐ
佐助稲荷神社は、ペットと心が繋がる場所としても人気があるようです。
お別れしたペットへの供養や、病気の回復祈願、迷子になったペットとの再会祈願など、ペットにまつわるお祈りをする方も多いのだとか。
公式HPにも記載があり、かなり力を入れている様子でした。
まとめ
いかがでしたか?
私は初めて訪れましたが、それだけでもたくさんの魅力を発見できました。
付近にも素敵なスポットが多いエリアですので、ぜひ一度訪れてみてください。
開運の効果に期待して残りの2024年もがんばりましょう!